ツキノワグマきょうのひとこと

子供の頃は　裕福な家の子を見ては

僕はなんであの家に生まれなかったのだろう

とか　貧乏な家の子を見ては

あの家に生まれなくて良かった　とか

子供だから　思うじゃないですか

そういうモヤモヤがまだ晴れていない

中３の頃に「機動戦士ガンダム」という

アニメが始まり　アニメが嫌いだった

わしも夢中になって見ていたんです

物語の主要人物でシャアという人が

友人を裏切る衝撃的なシーンのセリフで

シャアが「君の生まれの不幸を呪うがいい。

君はいい友人であったが、

君の父上がいけないのだよ。」って

その友人を死なせてしまうんです

この言葉で　気付きました

「生まれの不幸」なんて　ただの主観なんだ

人によって　意見は違うもんね

自分の尺度で測った個人的な意見を押し通して

人が死んでしまうような事態は

ダメじゃやないですか

何が言いたいかっていうと

主観の反対語　客観

これが大切なんだなぁと

より多くの人の意見が

大切なんだなぁと

中3の僕は思ったわけっすよ

　

　

　

　

なかなか心休まる日がないのですが

週の半分は炊事当番なので

ある日は　頂き物のバターナッツかぼちゃを

ポタージュにしたり

ある日は　ネギを肉で巻いたりしております

そして　じっと夕陽を見る日々

　

　

　

　

なんだか　まだまだ

母上の用事でてんてこ舞い

住民票とかマイナンバーカードとか

代理で手続きをするわけで

委任状が必要だったり

区役所に行く前に　持って行く物チェックが

重要っす

手続き関係は一通り終わりが見えているんですけど

ホームに入居できたらできたで

下着が足りないとか

歩行器を買ってください　とか

ハンガーラックが必要だとか

リクエストがバンバン来るので

買いまくり

毎日　アマゾンさんから届きまくっています

出費がね　大変です

とはいえ母上のお金で買っているので

わしは手配と配達と経理を行なっております

ホームのお金も年金だけでは補えないので

母上がたくさん生きると大変です

限りがある貯金なので

ある程度貯金が減って

尚且つ　母上がご存命である場合

特別養護老人ホームに移らなければいけません

「特養」と言います

公的施設なので安価です

なので２〜3年待ちとか普通です

要介護度が上がったら申し込もう

ね　色々あるんです

ね　大変でしょ

凄く大変なんです

でも大丈夫

良い息子だから

（なんだそれ）

　

　

　

　

最後に個展をしたのが6年も前になります

もうみんなワシの事なんて忘れているに違いない

なんなら死んでるんじゃないかぐらい

世間に出ていないです

でもこの間に　工房を作ったり

商業施設の壁に絵を描いたり

窯小屋を作ったり　アルバイトをしたり

展示はしていないものの

陶芸もずっと続けていました

が　このところ　母上の事とか自分の不調とかで

陶芸は休止状態

で　今に至る　です

母上は施設に入る事ができたし

少しは落ち着いたので

やっと　陶芸に本腰を入れられそうです

何より途中になっている作業が沢山あるし

スケッチブックには

作りたいものがひしめいています

ここから頼りになるのは

自分の体です

ん〜　微妙だな

でかいんですよ　この顔


でかいんですよ　この骸骨



でかいんですよ　この人形

　

　

　

　

これが3週間ぐらい前の　夕暮れ

そんで　これが２〜３日前の　夕暮れ

夕暮れって美しくてドラマチックですよね

俺のように…